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東洋医学

【心臓と腎臓は先天】

東洋医学では生命の根源を先天と名づけており、

心臓と腎臓がそれにあたると言われています

心臓は火で体温を造り出し生命を維持する、

腎臓は水で、火が燃え過ぎない(体温が高くなり過ぎない)ように抑制して病にならないように生命を守っています

これは言い換えれば心臓=火=交感神経、

腎臓=水=副交感神経、

と捉えることができます。

自律神経は生命を維持し守っている最重要機関です。自律神経の在り方が寿命にも大きく影響します。

交感神経優位が続くと火が大きくなり燃えず尽きるのが早くなる=じゅみよが短くなる、

副交感神経が優位になると火が小さくゆつくり燃えるので寿命が長くなる、

つまり自律神経の状態が寿命の長さに大きく影響している、ということです。

この自律神経の状態が親から子へ遺伝として受け継がれます。このことを先天と呼んでいます。

心臓は火で交感神経、腎臓は水で副交感神経神経、なので腎臓はラジエーターのような働きをしています。

ラジエーターである腎臓の氣が弱ると心臓はオーバーヒートしやすくなり心疾患が起こりやすくなるとされています。

心臓に異常がある方は腎臓の疲れかもしれませんので、是非腎臓のケア(照海、腎臓へのお灸がオススメ)を行ってみてください。

また心臓は生命の君主と言われており、生命そのものと直結していると捉えます。

従って東洋医学では不整脈は「生命のリズム=生命力の翳り」と考えられています。他の心疾患はもちろんのこと、不整脈や動悸がある場合にはアルコールを控えてください。

アルコールは交感神経を優位にし、心拍数を上げるので心臓に負担をかけます。

心臓は先天といわれるだけあって年齢と共に機能が低下していきます。それに加えてアルコールで負担をかけると年齢による機能低下をさらに助長してしまうので注意してください。

またアルコールだけでなく、サウナや過度な温活も心臓に負担をかけます。不整脈などがある方はくれぐれもご注意ください。

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