カゼが治るというのはウイルスによつて傷付いたところが修復されるということ。
傷付いた場は炎症、熱があったところで火事と同じです。風邪の治りかけというのは火事の勢いは小さくなっているけどまだくすぶっている状態で、この時に過度な栄養を摂るというのはくすぶっている火に油を注ぐのと同じことです。なんとなくまた熱っぽくなったりカゼっぽくなったりします。
カゼの治りかけにはお粥が一番!お粥は消化が良いというだけでなく、漢方的には胃腸の薬となり、腸の働きを助けて免疫を最適化、喉や気管支の粘膜を潤す働きもあるためカゼも治りやすくなります。
昔からカゼの時にはお粥と梅干しにしますがこれは東洋医学的な知識によるものです。
温かいお粥と梅干し、カゼの時にはこれが一番の薬になる、ということですね。